パ リ ジ ェ ン ヌ ☆ の よ う に 愛があれば… Anouk

 記 憶 …

kako

うつ状態になった時のこと…

2013年4月、夫の中国本土での単身赴任生活開始と同時に1人暮らし
事あるごとに、いえ何もなくとも寂しくて悲しくて涙が出ることが多くなっていました。

気分転換に外出してもカップルの姿が目に入るだけで泣けてしまう。
「愛する彼が今はそばにいない」「危険の多い赴任地」「無事に帰ってこれるのか…」まるで身体半分なくなってしまったかのような感覚…

ただ、幸いなことにネット環境に問題がなく
毎日のように現地とSkypeで繋ぎ、顔を見ながら話したり時にはPC前で同時に食事をすることができました。
でもそんな嬉しく楽しく幸せな時間はすぐに終わてしまう、、、

特に寂しくて仕方なかったのが就寝時間… 彼の気配も寝息も感じられない現実が堪えました。

偶然というのか、辞令が出る10日前に私は職を辞していて年明けから専業主婦だったので(会社都合により8年間務めた会社を退職し就活中)
3月末まではすれ違うことなく2人一緒の時間が多くかったこともあり、その反動があったのかも…
暇があるから余計なことを考えてしまうに違いない…

求職活動では応募を繰り返すも決まらないまま失業給付金を受給、その後やっと7月に就業した先がブラックでした。

好みのウェアを扱うブランド店長として前向きに仕事に取り組んでいたのですが…

難しい人間関係、休日出勤、突然の早出残業など困難の連続から体調を崩し業務に差し障るほど… 深刻な病気かと脳MRIを受けるも問題なし!?
その結果から、うすうす疑っていた心の病に違いないと心療内科を受診 ⇒ 診断書を提出して退職。
(20代前半、神経科内科での受付事務経験での予備知識があったことが幸い)

大きなショックでした、まさか自分が<うつ状態>になるなんて、、、ひたすら結果を出そうと懸命に働いていただけなのに。。。

後頭部痛と首筋から肩にかけての強い凝りで首を回せないだけでなく、吐き気も続き
考え事もできない状態、外に出ても足がふらつき浮揚感…

食料品の買い出し以外は引きこもり、<音>が煩わしいためテレビもつけず音楽もかけず、活字も受けつけず… ただただぼんやりと
彼とのSkypeだけを楽しみに過ごした日々

彼にはそんな自分を悟らせないようにと笑顔で楽しい話題を選んで無邪気にふるまい?
いえ、それは偽りなく嬉しくてたまらない姿でしたね…

月日の流れとともに徐々に回復傾向に向かっていったものの完治(=再就職を考えられるようになる)まで1年以上、
治療薬については副作用が気になり断っていました。
その間ずっと「仕事」とか「働く」といったキーワードに身体が反応=後頭部が締め付けられていた。

発症に至った考えられる要因

頑張り過ぎることがいけない  :  困難を困難と思わず、誰にも言わず問題を抱えた
ストレスを発散する場がなかった  :  帰宅後も仕事のことばかり考えていた・気分転換ができていなかった

私は絶対に罹らない自信があっただけにショックでした。


いじめ加害者の心理って…?



いつの時代も「いじめ問題」は存在し、ニュースで取り上げられることが日常茶飯時… おそらく今後も無くなることはないのでしょう。


遡ること小学校低学年の時、クラス内でいじめられる女子がいて
担任の先生から「○○さん、Kさんと仲良くしてあげてね」と託されたのが、問題を考えるきっかけとなりました。

その日からKさんと休憩時間は一緒に過ごし、家に遊びに行ったり
そんな私にまで男子たちが意地悪く声をかけてくるようになると、即座に対決!

「なんで、そんなこと言うのよ?」「Kさんのどこが悪いの?」「いい加減にやめなさいよ!」と
今思えば、私の中の<正義感>は当時目覚めたに違いありません(苦笑)

その後も、中学年時、高学年時ともいじめ対象になっていたクラスメートの盾となり庇い続けてきたのです。

そういえば家庭でも、母親が妹に対し手を上げた時には制止しようと割って入ったり
妹が祖母を虐めていると聞けば、実家に戻った際に妹を説教したり…

社会人になって以降も、いじめ問題は必ずついて回り< 誰が?どこで?誰から虐められ? >情報が耳に届くと介入するように…
そういった流れを経て
正社員の派遣社員に対する意地悪=いじめ=が発覚する毎に加害者の心理を考えるようになった次第。

おそらく、育った環境、いじめられた過去、自分本位な性格など複数要素の重なり
いずれにせよ不平不満が心の大半を占めた「心が満たされていない状態」にあるのだと思います。


私自身、過去に自己嫌悪や人を羨む、妬む、心がひん曲がった時期がありましたが

だからといって、他人に対し感情を剥き出しにしたり当てつけたり意地悪をしたことは一度もなく… 引っ込み思案な性格のせい?
もしくは自分の姿を「俯瞰でイメージ」してしまう、ある種の冷静さがある?

誰かに対して負の感情を剥き出し当てつけたことはありません。

いえ、、、唯一

男が1歳の時、おむつトレーニングがうまく進まず失敗を繰り返すたびに逆上しては大声で罵倒していました。
さらに、怒られて泣く長男を浴室に閉じ込め電気を消し放置!

まぎれもなく虐待

当時、夫(前夫)への不信感嫌悪感が増し始め=不平不満が溜まりに溜まり

満たされない心が悲鳴をあげていた
理性を失い、ある意味狂っていたと、後に自ら冷静に分析しています。

幼い息子が憎いはずもなく、無意識な感情的な憂さ晴らしだったとはいえ猛反省(ーー;
その部屋、リビング、オマル、濡れた床、泣く長男、浴室の扉まで今もハッキリ思い出すことができます

いじめ加害者の心理、複雑なようで単純なのかも知れません。




感謝の気持ち


前夫に対しいくつか感謝していることがあるのですが
面と向かって伝えることは一生ないと考えるので、ここに書き記します。

1.息子たちを授かったことに感謝しています。
2.人を疑うことを教えてくれてありがとう。
3.養ってくれてありがとう。

息子たちを授かり育てたことで「人」として成長することができました。
お人好しの家に生まれ「人を疑う」ことを知らずにいた私が、何事も真に受けず疑問を持ち判断できるようになりました。
専業主婦として衣食住の心配なく生きることができました。


罪の深さ


過去を振り返ると、いかに自分が罪深い人間だったかと懺悔することばかり。
意図せず人を傷つけてきました。

<生まれてくるはずの命> 心を鬼にしながら一度ならず複数回葬った… 人として女として最低最悪な行動を繰り返しました。
たとえそれが性暴力の結果だったとしても、、、
初婚相手も再婚相手にも、きちんと向き合い話し合うことをせず自分本位な行動ばかり…

気づかせてくれたのは女性弁護士

裁判に向けての打ち合わせで被害者意識ばかり強く訴えていた独りよがりだった私を諭してくれたのです。


恐れていること


もう何年も経ちますが、次男が前夫から離れ一人暮らしを始める直前のこと
前夫が次男あての郵便物を勝手に開封し中の書類を見たという、そこには新姓の私の名前が記載されていた!

それは未記帳の取引が印字された郵貯通帳のページコピー
そして、帰宅してきた次男に

「あいつ再婚したのか?ぶっ殺してやる」そう言ったと。。。

結婚当初からDVに悩み苦しんできたけれど

その報告を聞いた時に動悸が激しく怖くて体が震え、もし今の住所がばれたら大変なことになると不安になりました。

もし、探しだされたら?突然目の前に現れたら?
1人の時でも彼と2人一緒でも修羅場になるに違いなく、常に緊張感をもっています。

SNSで実名は出していません。
顔出し画像はHPのみ。

前夫は「裏切られた、騙された、酷い女だった」と思っているはず。

裁判で決着がついた時、何一つ納得していない様子だったと、担当弁護士から聞いています。




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